【ソウル9日聯合ニュース】韓国銀行が9日に発表した3月の生産者物価動向によると、同月の生産者物価総指数は前月に比べ0.6ポイント上がった。5か月連続の上昇となった。
 分野別では、農林水産品が4.1%、工業製品が0.5%、電気・水道・ガスが0.2%、それぞれ上昇した。サービスは横ばいだった。
 農林水産品では、低温現象や日照量不足などで出荷量が減少した野菜類の価格上昇が目立った。野菜類の生産者物価指数は前月比15.5%上昇し、2か月連続で2けたの上昇率を示した。品目別では、ハクサイ(41.1%)、青トウガラシ(35.7%)、タマネギ(34.7%)、カボチャ(33.0%)、ピーマン(32.2%)、ダイコン(20.6%)、トマト(16.7%)などが大幅に上昇した。
 水産品も気象悪化で操業日数が減少し、サバ(33.2%)、カレイ(17.2%)、生イカ(9.7%)などが値上がりした。
 工業製品は0.5%上昇した。ナフサ(5.5%)、灯油(4.5%)、軽油(3.7%)、プロパンガス(2.7%)、ガソリン(2.4%)、コークス・石油製品(2.4%)などの上昇率となっている。



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