ウシの健康状態をチェックする国立畜産科学院の関係者(資料写真)=(聯合ニュース)
ウシの健康状態をチェックする国立畜産科学院の関係者(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル8日聯合ニュース】家畜伝染病の一種、口蹄(こうてい)疫の疑いで申告されていた仁川市江華郡仙源面の韓牛(韓国在来種のウシ)が、国立獣医科学検疫院の検査で「陽性」と判明した。農林水産食品部が9日に伝えた。感染を受け、当該農場の韓牛約180頭はすべて殺処分される。
 政府は先月23日に口蹄疫の終息を宣言したが、16日目にして再び発生したことになる。1月にも京畿道抱川市一帯で口蹄疫が発生、農家6か所が感染したウシやブタなど偶蹄(ぐうてい)類5956頭が殺処分された。今回発生した口蹄疫は血清型が「O」型で、抱川の口蹄疫の血清型(A型)とは異なる。
 江華郡の当該農場では、韓牛の殺処分とともに農場から半径500メートル以内にいる偶蹄類200頭余りも処分する計画だ。半径3キロメートルまでは「危険地域」、3~10キロメートルは「警戒地域」、10~20キロメートルは「管理地域」に指定し、警戒地域までは家畜と人、車両の移動を統制する。



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