【ソウル8日聯合ニュース】日本の早稲田大学・政治経済学術院の深川由起子教授は7日、ソウルで行われた世界経済研究院主催の講演会に出席し、日本が世界第二の経済大国として国内市場に安住する「ナンバー2症候群」に陥っているとの見方を示した。
 深川教授は、日本企業は国内市場に安住しており、国際競争で失敗または立ち遅れているという感覚を持てずにいると指摘。韓国企業は優れたリーダーシップを土台に決定を下す速度が日本企業より早く、通貨危機後は財閥を非難する世論に悩まされながら変化してきた半面、日本は大企業で官僚主義が広まったと述べた。

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 また、韓国企業と日本企業の違いをフィギュアスケートのキム・ヨナと浅田真央に例えながら、韓国企業はキム・ヨナのようにグローバルモデルを確立したが、技術国という幻想にとらわれている日本は浅田真央のように難しすぎる技術の錬磨に過大な投資を行っていると述べた。


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