水中探索を行う海軍=7日、白リョン島(聯合ニュース)
水中探索を行う海軍=7日、白リョン島(聯合ニュース)
【ソウル7日聯合ニュース】英国とオーストラリアが、韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事故の原因を究明する民間・軍合同調査団に専門家を派遣する意向を示したことが7日、分かった。
 政府高位関係者が聯合ニュースの電話取材に対し、国防部が英国政府とオーストラリア政府に合同調査への参加を打診したところ、両国が参加の意思を伝えてきたと明らかにした。
 英国とオーストラリアの専門家らは、爆発音とともに船体が二つに割れた原因を分析するシミュレーション作業や破片の精密分析作業などに参加する予定。
 国防部は、李明博(イ・ミョンバク)大統領が国連に合同調査への支援を要請するよう指示したことを受け、国連加盟国のうち関連技術と専門家を有する国に支援を打診している。米国は5日に海上兵器分析要員、海上遭難分析要員、爆薬専門要員らの派遣を約束した。
 政府はまた、合同調査終了後、国連関連機関や海上事故に関する調査技術の水準が高い先進国に調査結果の検証を依頼する案も進める計画だ。



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