【ソウル7日聯合ニュース】北朝鮮の人民保安省が人民保安部に格上げされたのに伴い、同部傘下の朝鮮人民警備隊も「朝鮮人民内務軍」に改称されたことがわかった。
 朝鮮中央テレビは6日、「平壌市10万世帯住居建設現場」のニュースで、「朝鮮人民内務軍ホ・チョンギル所属部隊」との呼称を用いた。北朝鮮の国外向けラジオ放送・平壌放送は1月、この部隊を「朝鮮人民警備隊ホ・チョンギル所属部隊」と呼んでいた。
 同放送は4日、熙川発電所建設現場の報道でも、これまで用いてきた「朝鮮人民警備隊チョ・ジョンナム所属部隊」の名称を「朝鮮人民内務軍~」に変更した。
 朝鮮人民内務軍は韓国の戦闘警察と似た組織で、主に工場や企業の警備、建設現場などに投入される。
 同部隊出身のある脱北者は、内部の運営を意味する「内務」を用いた新名称は、部隊の機能と役割をさらに正確に示しているようだと話した。



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