【ソウル7日聯合ニュース】昨年6月以降、900個余りの「無人島」が韓国の国土に編入された。
 国土海洋部は7日、韓国領海にある未登録の島を公簿に登録する「未登録島しょ(島)地籍公簿登録事業」を実施し、ことし2月末までに総923個(筆)の島、66万3437平方メートルの測量を終えたと明らかにした。韓国の地籍公簿は1910年代に日本により作成されたもので、当時の劣悪な測量技術などで人が住みにくい島や経済的価値のない小さな島は登録されなかった。
 これらの島については、市・郡・区が地籍公簿への登録を進めている。地域別では全羅南道が281個(筆)・48万2295平方メートルで最も多く、慶尚南道が615個・15万9506平方メートル、済州道が27個・2万1636平方メートルなど。
 国土海洋部は現在、衛星の映像と数値地図を用い、韓国領海にある1平方メートル以上の未登録の島を対象に登録作業を行っている。同部は当初、未登録の島の数を合計1419個(1650万平方メートル)と推定したが、調査で筆数が増加し、最終的に登録される島の数はこの2~3倍に増える見通しだ。



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