【ソウル6日聯合ニュース】在韓米軍のシャープ司令官(韓米連合司令官兼務)は6日、黄海・白リョン島沖で沈没した韓国海軍哨戒艦「天安」の事故に対し、韓米が原因を救命するものと確信していると述べた。ただ、うかつに事故原因に対する結論を下すことはしないとした。
 ソウル市内のホテルで行われた駐韓米国商工会議所(AMCHAM)主催の講演会で述べたもの。米国は事故調査のため最高の専門家チームを派遣するとしながら、同チームが韓国ともに、事故原因を正確に究明するだろうと期待を示した。また、李明博(イ・ミョンバク)大統領が強調したように、米軍は精密に分析作業を行うと説明した。
 そのうえで、北朝鮮を連日近くから観察しているが、現時点で特異活動はないとみていると強調した。
 一方、シャープ司令官は、戦時作戦統制権は予定通り2012年に韓国に以上することが正しいと強調した。もし北朝鮮の攻撃があれば、米軍は勝利に必要な能力を快く提供するとした。



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