2月の鉱工業生産増加率は前年同月比19.1%で、前月より鈍化したものの、操業日数を考慮すると26.5%の急増となった。サービス業生産も7.1%増えた。また、同月の国内用消費財出荷指数は6.5%増加したほか、3月の消費者心理指数は110と、基準値の100を上回り続けている。
2月の設備投資関連指標は改善を続けたが、建設投資関連指標は緩やかな回復から減少に転じた。
2月の雇用関連指標は、就業者が12万5000人増え、経済活動参加率が0.2ポイント上昇するなど、雇用の回復が具体化しつつあることを示唆している。3月の国内金融市場も安定を維持したと評価される。
KDIは世界経済について、一部国家の財政赤字とインフレ圧力拡大に対する懸念が消えないが、開発途上国を中心に主要経済指標が改善しており、緩やかな回復を続けていると分析した。
Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0