対象車種は、2005年11月29日からことし1月21日までに韓国に輸入され、販売された「レクサスES350」1万1232台、昨年2月17日からことし1月25日までに販売された「カムリ」1549台、昨年2月19日からことし1月17日にかけ販売された「カムリ・ハイブリッド」203台。
これら3モデルでは、初期に供給された「レクサスES350」用の旧型フロアマットを床に固定せずに使用した場合、マットにアクセルペダルが引っ掛かる可能性があることがわかった。
問題になったフロアマットは、2月に米国でリコールされた製品と同種類のもの。当時トヨタは、韓国で販売されているモデルは米国でなく日本で生産されたため、部品が違い問題がないと説明、リコールの計画はないとしていた。
しかし、トヨタ側は韓国の交通安全公団自動車性能研究所の調査結果を認め、米国での是正内容と同様に、床やアクセルペダルの形状を変えるやり方で旧型マットを供給した初期輸入モデルをリコールすることにしたという。
同社はあわせて、引っ越しなどで韓国に持ち込まれた車のうち、米国やカナダなどでリコール中の10モデル・635台についてもリコールする計画だ。
該当車両の所有者は、19日からトヨタの公式レクサスサービスセンター、ディーラーサービスセンターで無償修理を受けられる。
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