【ソウル4日聯合ニュース】サムホ海運所属でマーシャル諸島船籍の船舶「サムホ・ドリーム」が、イラクから米ルイジアナに向け航海途中の韓国時間4日午後4時10分、インド洋上でソマリア海賊に乗っ取られたとみられる。外交通称部が明らかにした。
 船舶は30万トン級(積載トン数)の原油タンカーで、韓国人5人、フィリピン人19人の計24人が乗り組んでいた。襲撃されたのは、船舶護衛のため派遣された韓国軍清海部隊の作戦海域、アデン湾海域から南東に1500キロメートルほど離れた地点と伝えられた。
 これと関連し、政府は外交通商部在外同胞領事大使を本部長に、サムホ・ドリーム拉致対策本部を設置し、4日午後7時30分に関係官庁対策会議を開催、対応策を論議した。政府は船舶の状況と乗組員らの安全確認を最優先に努力を傾けている。



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