仁川海洋警察署が4日に明らかにしたところによると、同署は3日午後、「クムヤン98号」と衝突したとみられるカンボジア籍の貨物船の事故当時の当直者に任意同行を求め、事情聴取を行った。
警察は、この貨物船の球型船首から、「クムヤン98号」とぶつかった際に付着したと見られる塗料と、「クムヤン98号」と同じ船団の船から採取したサンプルを分析する予定で、これには10日間以上かかる見通しだ。事故当時の当直者は、この結果が一致すれば、衝突容疑を認めるとの立場を示しているという。
容疑確定は、貨物船の航跡などを総合的に検討したうえで行うが、何より乗組員の供述が重要なため、分析結果が出る今月中旬以降になる見通しだ。
貨物船は現在、大青島に停泊し、調べを受けている。
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