【ソウル2日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領が、奨学財団への出資で財産を大幅に減らしたことがわかった。
 2日に公開された公職者保有財産変動申告内訳によると、李大統領の財産総額は昨年12月31日現在49億1353万1000ウォン(約4億997万円)で、1年前の356億9182万2000ウォンに比べ307億9379万2000ウォン(86.2%)減少した。これは李大統領が昨年10月に不動産や預金など私財331億ウォンを奨学財団「清渓財団」に出資したためで、不動産とゴルフ会員権価格の下落も一部影響した。
 残った財産は▼本人名義のソウル市江南区論ヒョン洞の住宅(33億1000万ウォン)▼金潤玉(キム・ユンオク)夫人名義の論ヒョン洞の土地(13億1100万ウォン)▼本人名義の「カーニバルリムジン」(3473万ウォン)▼本人名義の預金(1億669万1000ウォン)▼金夫人名義の保険(6391万ウォン)▼金夫人名義のダイヤモンド(500万ウォン)・西洋画(700万ウォン)・東洋画(1500万ウォン)▼本人名義のゴルフ会員権(2か所、2億9250万ウォン)▼金夫人名義のホテルスポーツクラブ会員権(570万ウォン)――など51億5153万1000ウォン。ここから個人間の債務2億3800万ウォンを除くと、純財産総額は49億1353万1000ウォンとなる。
 全般的な不動産景気の低迷で、李大統領名義の論ヒョン洞の自宅価格は1億1000万ウォン、金夫人名義の論ヒョン洞の土地は1398万4000ウォン下落した。ゴルフ会員権の価格も2か所合わせて2億550万ウォン値下がりした。



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