取材陣の質問に答えるチャ支社長(右端)=24日、高城(聯合ニュース)
取材陣の質問に答えるチャ支社長(右端)=24日、高城(聯合ニュース)
【ソウル24日聯合ニュース】北朝鮮が金剛山観光地区内の韓国側不動産を調査するとして不動産所有者に対し集まるよう要求したことを受け、韓国観光公社の社員が24日に訪朝した。
 同社のチャ・ドンヨン金剛山支社長ら社員3人は同日午後3時30分、東海線南北出入事務所経由で北朝鮮入りした。金剛山地区内の施設物を点検し、25日から北朝鮮側の調査に応じる予定だ。
 チャ支社長は出発前に、「金剛山地区の資産を点検するため、現代峨山関係者らより一日早く訪朝することになった。金剛山での日程は今のところ何も決まっていない」と述べた。北朝鮮が事前に要求した資料はなく、調査がどのように行われるかについても知らされていないとし、現地の状況に合わせて対処する計画だと明らかにした。
 また、不動産没収など最悪な状況に対する対処策について尋ねられると、そのような状況が起きると考えていないが、そうなった場合は対策を検討するとし、すべての問題が一日も早く解決されることを願っていると答えた
 一方、現代峨山の社員4人と協力会社の社員ら合計16人も25日午前9時40分ごろ、東海線南北出入事務所経由で北朝鮮に向かう予定だ。



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