姜熙洛警察庁長(資料写真)=(聯合ニュース)
姜熙洛警察庁長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ワシントン23日聯合ニュース】米国を訪問している姜熙洛(カン・ヒラク)警察庁長が23日、米連邦捜査局(FBI)を訪問。モラー長官と会談し、11月にソウルで開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の安全に向け、対テロ情報の共有など、両国間警察協力を強化することで一致した。
 姜庁長はモラー長官から、各国首脳が大挙参加する大規模国際会議の開催を通じ蓄積された米国の警護・警備対策について説明を受けた。
 また、姜庁長は、前日にワシントンDC首都警察本部長とも会い、治安・警備協力案を協議した。ワシントンでは2008年11月に第1回G20金融サミットを開催。ことしは4月に世界44カ国の首脳が出席する核安全保障サミットを控えている。ワシントンDC首都警察は警備対策を説明するとともに、サミット終了後に関連情報と経験を韓国警察庁に伝達するとした。
 あわせて姜庁長は、韓国と米国の法律・文化の違いにより在米韓国人が被害を受けることがないよう、米警察の格別な対策協調も求めた。
 姜長官は、23~25日にメキシコを訪れ、現地警察と国際犯罪に共同対応するための了解覚書(MOU)を締結し、現地在住韓国人保護案を協議する予定だ。25~26日には在住韓国人が連続殺人事件の被害者となる事件が発生したグアテマラを訪問し、再発防止策を促すとともに、両国間の治安協力強化案を協議する。



Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0