閣議の開会を宣言する李明博大統領(中央)=23日、ソウル(聯合ニュース)
閣議の開会を宣言する李明博大統領(中央)=23日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル23日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は23日の閣議で、選挙の時期になれば政府主要政策に対する政治攻勢が予想されるとし、各官庁が積極的に対応するよう指示した。政府の政策説明はまだ不十分との見解を示しながら、「国民のために必要で、国の発展のために重要であれば、国民に詳細に知らせ誤解を解きながら、政策を並行する姿勢が重要だ」と述べた。政府は「重要な政策だから執行さえすればよい」という考えから脱するべきだと指摘した。
 また、4大河川再整備事業に関連し、政治的目的から反対意見が出る可能性に言及した。反対する人に説明しても無駄だと考えるべきではないとし、「全員が大切な国民で、考えを変えようが変えまいが、政治的反対者だとしても韓国民だ」と主張。政府には、訪ねて行って誠実に説明し真実を伝えるべき責任があると述べた。
 特に、生態系を復元しきれいな水を確保することが、4大河川の目標であり自身の所信だとしながら、「4大河川とは生命と生態、そして水」と強調した。
 李大統領は、韓国はすでに水不足国家に分類されているが、4大河川再整備では13トンの水を確保することができ、資源としては相当な量になると説明した。汚染された水を清浄な水に戻し、豊かな水量を確保することが国の急務であると同時に、気候変動、地球温暖化の脅威に対して子孫のためにすべき当然の責務だと述べた。


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