【ソウル22日聯合ニュース】韓国、米国、中国、日本、ロシアの北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議関連5カ国が、同協議の再開に先立ち予備会合を開催する案に同意したと伝えられた。
 政府中核当局者は22日、6カ国協議議長国の中国は6カ国が集まるよう仲裁努力を傾けており、韓国はいかなる名目や形であれ6カ国が集まることに反対しないとしながら、北朝鮮を除く5カ国が同じ考えだと伝えた。
 ただ、北朝鮮が中国側に反応を示していないことが問題だと指摘した。北朝鮮は6カ国協議復帰を約束しないまま、引き続き米朝対話の開催を主張しているという。
 中国は、中朝間の相互訪問結果を基に今月初め、米朝対話、6カ国協議予備会合、6カ国協議という3段階の仲裁意見を提示し、各国に柔軟な対応を求めた。米国はこれに対し、6カ国協議予備会合の招集には応じるが、米朝対話については、北朝鮮の6カ国協議復帰確約と6カ国協議再開に直結しなければならないとの点を条件に掲げた。北朝鮮はこれといった反応を示しておらず、こう着状態が続いている。
 このため中国は、米朝対話予備会合の枠内で開催する、6カ国協議予備会合(米朝対話並行)と6カ国協議の2段階論で、米朝を説得する案を検討していると伝えられた。
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