【ソウル21日聯合ニュース】外交通商部が公共外交に対する談論を活性化する目的で、学界やメディア界、文化界、財界の各界専門家で構成する民間諮問機関「公共外交フォーラム」を来月末ごろ創設する計画だ。
 同部関係者が21日に伝えたところにると、フォーラムは国内の各界専門家20~30人からなり、定期懇談会・セミナーなどを通じ、公共・文化外交の戦略と政策の方向性について談論を活性化する機能を果たすことになる。また、研究活動を進め、公共外交の遂行体制を改善し効率性を高める方策も模索すると説明した。
 外交通商部はこうした構想に先立ち、年初にソウル大学のイ・グン国際大学院教授ら5人の専門家に公共外交の発展方向に関する研究を任せており、来月末のフォーラム創設記念セミナーで中間結果を発表する方針だ。下半期には公共外交について国際セミナーを開催し、外国の事例を検討しながら、韓国公共外交の未来の青写真を描く計画だ。
 この関係者は「外交の主体と対象は、政府から非政府組織・個人へと拡大しており、軍事力や経済力などのハードパワーだけでなく文化・価値などソフトパワーが重要な外交手段として登場し、これに伴い、公共外交の重要性が次第に増している」と説明。公共外交に向け、外交通商部の組織改編も少しずつ進める計画だとした。
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