知識経済部長「外国人投資にインセンティブ拡大」

【ソウル16日聯合ニュース】知識経済部の崔ギョン煥（チェ・ギョンファン）長官は16日、外国人投資の促進に向け、現金支援を含めインセンティブを大幅に拡大する計画だと明らかにした。駐韓米国商工会議所（AMCHAM）がソウル市内で主催した懇談会で、スティーブンス駐韓米国大使やAMCHAM関係者を前に述べたもの。

　崔長官は、韓国は経済協力開発機構（OECD）加盟国のうち最も速い景気成長が予想されるだけに、外国の投資者向けに適切な環境を整えたとし、情報技術（IT）やグリーン技術など新成長エンジン分野への投資を促した。また、「韓国はとりわけ、グリーン成長など国家産業発展戦略と絡めた投資誘致に力点を置いている」と述べ、グローバル企業との協力を促進するため、国際的な共同研究・開発（R＆D）事業予算の拡大と、現金支援を含む外国人投資へのインセンティブなどを大幅拡大する計画だと強調した。
　このほか、国内企業の新薬R＆D活性化に向けた政府の支援策や、再生可能エネルギー産業の活性化方向についても言及した。
　韓米の自由貿易協定（FTA）に関しては、早期の批准を求めた。