【ソウル16日聯合ニュース】新型インフルエンザ流行指数が、インフルエンザ流行注意報発令基準以下に下がったとみられる。平常時に回復したことを意味する。
 保健福祉家族部疾病管理本部は16日、ことし第10週(先月28日~今月6日)のインフルエンザ様疾患(ILI)分率(標本監視機関外来患者1000人当たりのILI患者数)は2.8人だったと明らかにした。この数値は、ことし第1週に9.69人を記録した後、第3週が5.97人、第5週が4.67人、第7週が3.94人、第9週が3.30人と、10週連続で下落を続けた。11週目の今月7~13日には、季節性インフル流行注意報基準の2.6人を下回った可能性が高い。
 保健福祉家族部は8日から、新型インフルエンザ危機段階を「警戒」から「注意」に格下げし、中央インフルエンザ対策本部を解散した。ただ、さらに段階を下方調整するかは、新型インフルワクチンの接種が完了する今月末以降に検討する方針だ。保健当局は、新学期、季節の変わり目で、再度の小規模流行の可能性は残っており、緊張を緩めるのはまだ早いと判断している。


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