【ソウル2日聯合ニュース】サムスンエンジニアリングは2日、アラブ首長国連邦・アブダビ国営石油会社(ADNOC)の精製部門であるアブダビ石油精製会社(TAKREER)と、ルワイス製油所拡張事業で27億3000万ドル(約2436億円)相当のプラント供給契約を結んだと明らかにした。アブダビで1日に契約式が行われ、同社とADNOCとTAKREERの各代表が出席した。
 この工事は昨年11月に受注した。アブダビ市から西250キロメートルのルワイス工業団地の製油工場拡張プロジェクトのうち、サムスンエンジニアリングは「パッケージ3」で、プラント稼動に必要な水やガスなどを供給するユーティリティ施設を構築する。設計・調達・工事・試運転まで一括するターンキーとし、2013年4月までに完工予定。
 また、SK建設も2日、TAKREERと1日に、ルワイス製油所拡張事業の「パッケージ1」に対する契約を締結したと明らかにした。同プロジェクトの中核設備となる原油蒸留装置(CDU)と周辺設備の新設を21億1700万ドルで受注した。2014年完工をめどとする。


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