【ソウル28日聯合ニュース】国会外交通商統一委員会に所属する自由先進党の朴宣映(パク・ソンヨン)議員は28日、「庚戌国恥(韓日併合)100年を迎えることし、日本は10万点余りに達する韓国文化財を速やかに返還すべきだ」と促した。
 朴議員は報道資料を通じ、両国が1965年に締結した「韓日文化財および文化協力に関する協定」の第2条に、日本は付属書に列挙された文化財を協定効力発生後6か月以内に韓国政府に引き渡さなければならないと明示しているにもかかわらず、約束を守らずにいると指摘した。

 また、日本の約束不履行で「朝鮮王室儀軌」など非常に重要な価値のある文化財が違法に搬出されてから100年がたっても戻されずにいるとし、外交通商部が文化財返還へ格別に努力すべきだと強調した。


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