尹増鉉長官(資料写真)=(聯合ニュース)
尹増鉉長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル24日聯合ニュース】企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は24日の危機管理対策会議で、李明博(イ・ミョンバク)政権発足2年を迎えたことに関連し、「対内外の経済諸条件を綿密に点検し適期に対応できるよう、経済関連官庁が努力すべきだ」と述べた。
 尹長官は、世界的な金融危機をはじめ困難な状況にもかかわらず、国民の努力と政府の迅速かつ思いきった対応により、韓国経済がほかの国に先駆け回復したことは幸いだったと評価した。一方で、民間部門の自生力が弱く、欧州など海外の不安要因があるのも事実だと指摘、「緊張の糸を切らさないよう、新たな覚悟を固めなければならない」と強調した。
 政府が発生主義・複式簿記の会計制度導入を決めたことに関しては、「韓国の財政健全性は、国際基準でみると大変良好な状態」とし、政府は財政健全性の徹底管理に向け、透明性と整合性を備えた国際的な基準を高めると説明した。


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