ボズワース特別代表=(聯合ニュース)
ボズワース特別代表=(聯合ニュース)
【ワシントン22日聯合ニュース】米国務省のクローリー次官補(広報担当)は22日の会見で、ボズワース米北朝鮮担当特別代表がソン・キム6カ国協議米国首席代表とともに中国・北京、韓国・ソウル、日本・東京を歴訪する予定だと明らかにした。6カ国協議再開案を話し合うためのもので、23日中に出発する。細部日程の具体的説明はなかった。
 ボズワース特別代表らは、王家瑞・中国共産党対外連絡部長の訪朝と北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官の訪中を機に行われた中朝協議の内容について、北京で中国側から説明を受けた後、韓国、日本と後続対策を話し合うものとみられる。
 6カ国協議韓国首席代表の魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長も23日から2日間北京を訪れる予定で、現地で韓米中による細部対協議も行われると予想される。
 ボズワース特別代表の歴訪日程は流動的だが、米国務省当局者によると、早ければ26日ごろワシントンに戻る予定だという。期間中、北朝鮮・ロシア訪問や、北京で別途に北朝鮮高官と会う計画はない。
 また、クローリー次官補はこの会見で、クリントン米国務長官が韓国外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官を招き、ワシントンで閣僚級戦略対話を行うと発表した。対話後に両長官が会見し結果を説明する。
 米国務省当局者は、この対話について「北朝鮮の核をはじめとする問題をふくめ、さまざまな懸案について論議する」と話している。


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