鬱陵盆地深海で採集したガスハイドレート(資料写真)=(聯合ニュース)
鬱陵盆地深海で採集したガスハイドレート(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル16日聯合ニュース】知識経済部は16日、東海(日本名:日本海)の鬱陵盆地深海に埋蔵されているガスハイドレートの開発に向け、上半期中に2回目のボーリング作業を開始すると明らかにした。
 対象となるのは、事前調査で選定した10地域・32か所。4月1日から5月15日の間に着手し、3か月間実施する。所要額は3700万ドル(約33億3100万円)に上る見通しだ。

 同部は2007年11月に鬱陵盆地で1回目のボーリングを行い、ガスハイドレートの賦存を確認した。今回2回目の作業では、商業生産の可能性を調べる予定だ。
 同部関係者は「ガスハイドレートのボーリングを本格化することは非常に意味が大きい。予定通り2015年に商業生産が実現すれば、韓国の海底から文字通り天然ガスが生産されることになる」と説明した。
 ガスハイドレートは、天然ガスが永久凍土や深海底の低温高圧状態で水と結合し氷のようになった、固体エネルギー源。有望な代替エネルギー源のひとつとして注目されている。韓国でガスハイドレートの開発が本格化すれば、天然ガスの自主開発率が画期的に高まると期待される。
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