【ソウル15日聯合ニュース】日帝強占下強制動員被害真相糾明(究明)委員会は14日、委員会が所蔵する強制連行関連の名簿300種余りのうち、49種について解説した「強制動員名簿解題集1」を刊行したと明らかにした。
 強制動員名簿は、日本植民地時代に強制的に日本に連れて行かれた朝鮮人の名前・住所・職業などが記載された名簿。委員会は22万6000件以上の被害届けを処理し、強制連行の真相を明らかにしようと名簿収集に力を注いできた。
 解題集に収録された名簿のほとんどは、強制連行の被害者が作成したり所蔵していた原本で、当時の状況を知ることができる資料と評価される。植民地支配からの解放後、北海道の炭鉱所属の労務者が帰還時に作成した名簿や、サハリン強制連行被害を立証できる朴魯学(パク・ノハク)氏の資料も含まれている。
 委員会は来年まで、文書・写真選集、日記・随筆選集などの記録物を刊行する計画だ。


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