選手らを激励する李健熙委員(左)=11日、バンクーバー(聯合ニュース)
選手らを激励する李健熙委員(左)=11日、バンクーバー(聯合ニュース)
【バンクーバー11日聯合ニュース】18か月ぶりに国際オリンピック委員会(IOC)委員の活動に復帰した李健熙(イ・ゴンヒ)前サムスングループ会長が、バンクーバー冬季オリンピック韓国代表選手のメダル獲得に対する褒賞金を約束した。
 李委員は11日、バンクーバー市内に設置された五輪選手村の韓国選手団本部を訪ね、朴容晟(パク・ヨンソン)大韓体育会(KOC)会長の案内を受け、選手を激励した後、役員らと歓談の時間を持った。
 選手団長からは、韓国のメダル獲得見通しについて説明を受けた。李委員はスピードスケートのイ・ギュヒョク、イ・ガンソク、イ・サンファ、ショートトラックのイ・ホソク、ソン・シベク、チョ・ヘリの各選手と握手を交わし、励ましの言葉を伝えた。また、選手団に激励金を渡すとともに、メダリストに政府褒賞金の50%を支給することを約束した。
 今大会のメダリストに対する政府褒賞金は、個人種目は金が4000万ウォン(約310万円)、銀が2000万ウォン、銅が1200万ウォン、チーム種目は金3000万ウォン、銀1500万ウォン、銅1000万ウォンとなっている。

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