韓服を着て故郷に向かう夫婦=12日、ソウル(聯合ニュース)
韓服を着て故郷に向かう夫婦=12日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル12日聯合ニュース】ソル(旧正月)連休(13~15日)を翌日に控えた12日、午前から帰省客が次第に増加をみせている。ことしは連休が3日と短い上、予想移動者数も増え、さらに雪までが重なっているため、例年より激しい交通渋滞が見込まれる。
 国土海洋部によると、同日から5日間は昨年より10.1%多い2546万人が移動するものと予想され、帰省ラッシュは13日午前、Uターンラッシュは旧正月当日の14日午後にピークとなる見通しだ。
 帰省が本格化しつつある12日午前10時現在、全国の高速道路は大半の区間で円滑に流れているが、京釜高速道路と西海岸高速道路では遅滞・渋滞区間が次第に増えている。
 国土海洋部は12~16日を旧正月連休特別交通対策期間と定めている。京釜高速道路の漢南大橋南端から大田・新灘津インターチェンジに至る141キロメートル区間の上り・下り線で、同日午前7時から16日午前零時まで、6人以上を乗せた9人乗り以上の車に限り進入を認めるなど、混雑が予想される高速道路の進入ゲートを柔軟に運営する方針だ。
 ソウル市内の主な列車駅とバスターミナルも、一足先に帰省する人々で次第に混雑をみせている。ソウル駅や盤浦洞の高速バスターミナルなどでは、朝早くから平素より多くの乗客が乗車券を買い求め、発車を待っていた。
 コレール(韓国鉄道公社)は同日から5日間で合計215万2000人余りが鉄道を利用するものとみて、運行を平素の2784回から207回増やす。高速鉄道(KTX)は887回、一般列車は2104回運行する予定だ。


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