【ソウル12日聯合ニュース】国防部は12日、北朝鮮・開城工業団地の通行・通関・通信の「3通」問題を話し合う南北軍事実務会談を23日に板門店の韓国側「平和の家」で開催しようと、北朝鮮に提案した。
 ウォン・テジェ報道官によると、同日午前、こうした内容の電話通知文を南北将官級軍事会談の韓国首席代表名義で北朝鮮側団長に送った。ウォン報道官は「軍事実務会談は北朝鮮が先に提案したため、北朝鮮が韓国の提案を受け入れるものと期待する」と話した。
 会談開催が決まれば、韓国の代表は国防部北朝鮮政策課長のムン・サンギュン陸軍大領が務め、代表団には1日に開催された開城工業団地実務会談に出席した統一部関係者の一部も含まれると伝えられた。
 この軍事実務会談の開催をめぐっては、北朝鮮が当初、先月26日開催を提案したのに対し、韓国は今月1日の開城工業団地実務会談後に開催するよう逆提案していた。この日、具体的な会談日を記し北朝鮮に通知した。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0