【ソウル11日聯合ニュース】国内外の観光地で旧正月連休(13~15日)を楽しもうと、航空券やホテル、コンドミニアムなどの予約申請が相次いでいる。連休を目前に控え、東南アジアや日本、中国などに向かう国際便航空券は予約が非常に困難になっている。
 アシアナ航空によると、金海発の日本・福岡、大阪行き航空便(毎日1便運航)は11日現在の予約率が85%と、普段よりはるかに高い。マニラ行きは65%、北京行きは95%に達する。サイパン行き航空機の予約率も、連休初日の13日が95%水準と満席に近い。金海~シェムリアップ路線は80%、金海~バンコク路線も96%と高い予約率を示している。
 大韓空港の金海~日本路線も同様だ。12、13両日の成田行きは予約率がそれぞれ93%と97%、13日の大阪、札幌行きはいずれも満席だ。
 国内に目を向ける人も多い。国内を代表する観光地の済州島には12日から15日までの4日間で、航空便と旅客船合わせて8万2000人余りの外観光客が国内外から訪れる見通しだ。12、13両日に済州に到着する航空便全路線の予約率は96~98%に達し、連休最終日の15日と16日の済州発航空便予約も全て締め切られた。
 全国主要観光地のホテルとコンドミニアムの予約率も、例年より高い。釜山・海雲台のパラダイスホテルの場合、昨年の旧正月期間は宿泊率が平均50%にとどまったが、ことしの連休は週末と重なり、すでに予約率が60%を上回った。慶州・普門観光団地の主なコンドミニアムは、旧正月当日(14日)に最高96%の予約率をみせている。
 このほか、連休中は暖かな天気が見込まれ、首都近郊のスキー場やリゾート地にも家族単位の予約が相次いでいる。リゾート業界関係者は、先祖供養の準備をリゾート地に持ち込み、休暇を楽しみつつ祭祀を行うケースも多く、3日間と短い連休に、上手に計画を立て有意義に過ごそうという人が増えていると話している。


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