あいさつする鄭雲燦首相(右)=11日、ソウル(聯合ニュース)
あいさつする鄭雲燦首相(右)=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相は11日、国賓訪韓中のカリモフ・ウズベキスタン大統領とソウル・三清洞の首相公館で昼食をともにし、両国間経済協力案などについて幅広く意見を交換した。
 鄭首相は「1人に信頼を与えることができる人は、1000人にも信頼を与えることができる」というウズベキスタンのことわざを引用し、「両国首脳の信頼が戦略的パートナー関係をけん引している」と述べるなど、両国関係の内実化を高く評価した。また、カリモフ大統領の訪韓を機にスルギル・ガス田投資協定書、対外経済協力基金(EDCF)基本約定改正了解覚書など30件余りの文書が締結されたことで、エネルギー・資源、開発協力などにおける両国間の実質協力がさらに拡大されるものと歓迎の意を示した。
 これに対しカリモフ大統領は、韓国の経済発展を成功モデルと評価しながら、ウズベキスタン政府が主要国政課題として進めているナボイ産業・経済特区開発事業への韓国企業の投資進出拡大を期待した。また、これまで韓国政府が有償・無償の援助と知識共有事業を通じウズベキスタンの経済・社会発展に寄与したことを、高く評価した。
 カリモフ大統領は鄭首相に適期のウズベキスタン訪問を求め、これに鄭首相は感謝の意を伝えた。


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