【釜山29日聯合ニュース】釜山と日本・九州をひとくくりにした「超広域経済圏」構築事業の一環として、釜山をはじめとする東南圏企業の福岡証券取引所への上場が本格的に推進される。
 釜山市が29日に明らかにしたところによると、同市は来月4、5両日に福岡証券取引所と福岡市を訪問し、上場対象企業の規模など条件を決定する一方、釜山商工会議所を活用した企業説明会の開催など釜山企業の上場に関する協議を行う予定だ。

 市は3月ごろ、釜山商工会議所主管の企業説明会を開き、上場に関心のある企業を発掘し、4月には福岡証券取引所関係者が釜山を訪問し、上場に関心を示した企業を対象に個別相談を行う計画だ。

 市関係者は、早ければ8~9月に釜山企業が福岡証券取引所に上場できると予想し、2011年には上場対象企業を釜山のみならず東南圏の企業に拡大する計画を明らかにした。また、今回の上場事業推進を通じ、韓国企業は日本での資金調達と企業信用度向上を図ることができ、福岡証券取引所は証券取引の活性化につながるだろうと述べた。


Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0