握手を交わす李大統領とチェンバーズ会長=29日、ダボス(聯合ニュース)
握手を交わす李大統領とチェンバーズ会長=29日、ダボス(聯合ニュース)
【ダボス29日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は29日、訪問先のスイス・ダボスで、米シスコシステムズのチェンバーズ会長兼最高経営責任者(CEO)、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏と会い、世界経済の見通しなどについて意見を交換した。
 李大統領は、チェンバーズ会長から、シスコが仁川・松島国際業務団地に建設する予定の「U-シティーグローバルセンター」について説明を聞き、対韓国投資の拡大を要請した。また、IT産業の未来の競争力について意見を交わした。
 続いて、ゲイツ氏とは企業の社会的責任や開発途上国に対する支援策などについて幅広く話し合った。
 李大統領はこの席で、11月にソウルで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)で先進国と開発途上国間の開発格差を縮めるための方策を集中的に論議し、世界経済の持続可能な均衡成長に向けた努力を加速化させる計画を説明した。
 李大統領は、ゲイツ会長との面談を最後に7日間にわたるインド・スイス訪問の公式日程を終え、帰国の途に就いた。

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