前年に比べ売上高は1.0%減少したが、営業利益は19.1%増加した。輸出減少と未来競争力確保に向けたマーケティングコストの増加にもかかわらず、為替相場状況と原価節減努力が、営業利益の大幅増を呼んだ。営業利益率も7.0%と、前年(5.8%)より1.2ポイント上昇。2004年以来の高水準となった。経常利益と純利益は、中国・インドなど海外工場の業績改善に伴う持分法利益急増で、それぞれ110.7%と104.5%増え、過去最高を記録した。
昨年の自動車販売数は、前年比3.4%減少の161万1991台(内需70万1469台、輸出91万522台)と集計された。海外工場生産分を含めると11.7%増加の310万6178台で、売上高は53兆2882億ウォンに達する。グローバル市場シェアは5.2%と、初めて5%台に乗せた。
国内販売は、「エクース」「ツーソンiX」「ソナタ」と続いた新車の発売成功、政府の老朽車税制減免恵沢などで前年より23.0%増えたが、輸出は主要市場が上半期に最悪の需要不振からは脱したものの、ロシアでの需要が急減するなどし、前年より17.1%減少した。
Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0