李明博大統領(左)とブラッター会長=27日、チューリヒ(聯合ニュース)
李明博大統領(左)とブラッター会長=27日、チューリヒ(聯合ニュース)
【チューリヒ27日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は27日午後(現地時間)、スイス・チューリヒの国際サッカー連盟(FIFA)事務局訪問を皮切りに、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)出席などの3日間のスイス訪問公式日程を開始した。
 李大統領はこの日、FIFA事務局でブラッター会長と面談し、2022年サッカーワールドカップ(W杯)の韓国招致に協力を求めた。李大統領は、2002年の韓日W杯共催で培った経験やノウハウ、サッカーインフラ、政府レベルの強い支援方針、韓国国民のW杯招致熱望などについて積極的に説明したと伝えられた。面談にはFIFA副会長の鄭夢準(チョン・モンジュン)ハンナラ党代表や、韓昇洲(ハン・スンジュ)2022W杯誘致委員長らが同席した。

 FIFAは今年12月に2018年と2022年のW杯開催地を決める。現在、2022年W杯には韓国をはじめ、日本、カタール、インドネシア、英国、スペイン・ポルトガル(共催)、オランダ・ベルギー(共催)、ロシア、米国、オーストラリアなどが名乗りを上げている。 
 青瓦台(大統領府)関係者は、李大統領のFIFA事務局訪問は、首脳レベルでW杯招致に対する確固たる意志と熱意を伝えることで友好的な状況をつくるという趣旨だったと説明した。

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