話を交わす金子知事(右端)と金次長(左から2番目)=27日、釜山(聯合ニュース)
話を交わす金子知事(右端)と金次長(左から2番目)=27日、釜山(聯合ニュース)
【釜山27日聯合ニュース】日本・長崎県の金子原二郎知事一行が27日、釜山地方警察庁を訪問し、昨年11月に釜山市内の実弾射撃場で発生した火災当時の措置に対し謝意を示した。
 金子知事は、迅速な事故収拾、遺体移送、遺族に対する支援を惜しまなかったことに対し正式に感謝の意を表すため釜山を訪問したとし、多くの日本人が今でも釜山の射撃場を訪れているだけに事故の再発防止にも努めてほしいと要請した。
 また、火災事故で重症を負い帰国した笠原勝さんについて、「だいぶ回復している」とし、支援してくださった釜山市民によろしく伝えてほしいと話していたと伝えた。
 これに対し、釜山警察庁の金英植(キム・ヨンシク)次長は「改めて射撃場火災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りする。火災発生後も多くの日本人観光客が釜山を訪問していることは幸いであり、今後も両国の友好に向けさらなる努力が必要」だと答えた。
 金子知事一行はこの日、射撃場の火災現場も訪れた。28日午前には笠原さんが入院していたハナ病院を、午後には釜山市庁と釜山市議会を訪問後、帰国する予定だ。


Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0