【ソウル27日聯合ニュース】携帯電話を利用し、簡単な銀行サービスを利用できるモバイルバンキングの利用者が1000万人を突破した。
 韓国銀行が27日に発表した「2009年国内インターネットバンキングサービス利用現況」によると、昨年末現在、モバイルバンキング登録顧客数は1116万人を記録し、2008年末より268万人(31.6%)増加した。
 特に、第3世代(3G)携帯電話の普及で、インターネットバンキングプログラムを携帯電話に設置する「VM(仮想機械)方式」の利用者が1年前より72.5%増えた半面、IC(集積回路)チップを携帯電話に組み込んだ顧客は1.4%減った。
 昨年のモバイルバンキング利用件数は172万件で、2008年(105万7000件)より62.7%増えた。照会サービスが146万1000件を占め、残りの25万9000件は振り込みサービスだった。
 モバイルバンキングを含め、国内19金融機関に登録されたインターネットバンキング顧客数(重複合算)は昨年末現在、5921万人で1年前より12.6%増加した。このうち、個人顧客が5605万人だった。
 インターネットバンキングを利用した振込金額は一日平均29兆4418億ウォンで23.1%増加した。融資申請は159億ウォンで0.6%減少したが、これは銀行で取り扱っていた学費融資を、昨年2学期から韓国奨学財団に移管したことによるものだと韓国銀行は説明した。
 振り込み、融資申請、照会などインターネットバンキングサービスの全体利用件数は一日平均2799万7000件で24.8%増加した。1人当たり1つずつ発給されるインターネットバンキング用の公認認証書は1493万人が発行を受け、公認認証書使用者が1500万人に迫った。

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