危機管理対策会議で発言する尹増鉉長官(左端)=27日、ソウル(聯合ニュース)
危機管理対策会議で発言する尹増鉉長官(左端)=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は27日の危機管理対策会議で、中国経済が国内経済に与えるリスク要因を鋭意注視し、対策を立てていくと述べた。中国は韓国経済に占める割合が高く、ことしは資産バブルなど中国経済のグローバルリスク要因も大きいため、韓国の金融・輸出に与える影響を点検していくと説明した。
 また、最近の世界経済は全般的に緩やかではあるものの回復の流れをみせると予想されるが、米国や中国を中心に金融市場に大きなダメージを与えるケースが生じていると指摘、韓国は対外変数に弱いだけに、国際的な流れの変数を鋭意注視し、国内経済についても変動性の大きい為替や原油・原材料価格の動向をしっかり点検していこうと呼びかけた。
 尹長官はあわせて、1月の大雪や寒波で経済活動が冷え込む可能性があり、当面は拡張的政策基調を維持しながら財政を早期執行していくと述べた。グリーン産業分野や雇用創出効果の大きい分野に対する規制を合理化する考えも示した。
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