【ソウル27日聯合ニュース】発光ダイオード(LED)、バイオ、環境、再生可能エネルギーなど、新成長エンジンに関する投資がことしは約8.3%増加する見通しだ。大韓商工会議所が27日、知識経済部と共同で、新成長エンジン分野を手がける企業約540社を対象に投資計画を調査した結果を明らかにした。これは、国内企業のことしの設備投資増加率見通し(6.4%)より1.9ポイント高い。
 投資増加率を企業の規模別に見ると、大企業が12.6%で中小企業(6.1%)の2倍以上となった。
 分野別では、LED応用分野の増加率が15.9%で最も高く、次いでバイオ・医療機器(11.3%)、グリーン輸送システム(10.2%)、再生可能エネルギー(9.1%)、新素材・ナノ融合(8.6%)、先端グリーンシティ(7.2%)、IT融合システム(7.1%)などと続いた。
 昨年から2013年まで5年間の設備投資計画を尋ねる質問に、企業は毎年平均6.2%増えるだろうと回答した。また、新成長エンジン確保に向けた研究開発(R&D)投資は平均4.3%、経常研究開発費投資は5.3%拡大すると見込まれた。
 一方、投資決定における障害物としては、企業の51.0%が研究開発資金を挙げたほか、研究開発スタッフ(28.0%)、政府規制(9.0%)、不十分な産業インフラ(8.0%)、租税制度(2.0%)なども指摘された。

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