【ワシントン26日聯合ニュース】北朝鮮が黄海上の2つの区域を航行禁止区域に設定したことについて、米国務省のクローリー次官補は26日の定例会見で、北朝鮮がこうした措置を取った背景を見極めようと注視していると述べた。ただ、「明らかなことは、それと類似するいかなる種類の状況があるとしても、われわれは南北双方に自制を促すものだ」と強調した。
 北朝鮮は、25日から3月29日までの期間、黄海の北方境界線(NLL)にまたがる、白リョン島と大青島近くの2か所の区域に対し航行禁止令を出した。韓国軍当局では北朝鮮軍の動向を注視しながら、警戒態勢を強化している。

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