【ソウル26日聯合ニュース】政府は26日、北朝鮮の開城工業団地に勤める南北労働者に対し、新型インフルエンザのワクチン接種を開始したと明らかにした。
 政府は27日までに韓国側労働者1200人と北朝鮮側労働者300人に対する接種を行うほか、北朝鮮側労働者4万人に対するワクチン接種を計画している。現在、疾病管理本部担当者がワクチン接種を管理するため、現地を訪れている。
 今回のワクチン接種は、開城工業団地内で新型インフルエンザの感染拡大が懸念されていることと関連がある。今月に入り、韓国側駐在員2~3人が感染後、韓国に戻っている。開城市内でも3人の感染者が確認されたという。

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