「リパブリック・デー」と呼ばれるこの日は、1950年1月26日に連邦制と民主主義を骨子とする憲法が発効し、インドが英連邦自治領から共和国に移行した日に当たる。インドは1975年から、特別な友好関係にある国の首脳を主賓として記念行事に招待しており、2007年はロシア、2008年はフランス、昨年はカザフスタンの大統領がそれぞれ招かれた。
李大統領夫妻は同日午前10時、パティル大統領の案内で行事会場となる大統領宮殿前の広場「ラージパト」に到着し、VIP席で大規模パレードを見守った。約100分間のパレードは、開会式、勲章授与式、軍事パレード、文化パレード、閉幕式などの順で行われた。
青瓦台(大統領府)関係者は、パレードへの招待は、招待相手国との戦略的関係を強化したいというインドの意思を内外に表明する意味があると受け止められ、前日の首脳会談で両国関係が戦略的パートナー関係に格上げされたことを象徴的に示すイベントだと評価した。
李大統領はパレード参観後、パティル大統領主催の記念日レセプションに出席し、現地在住韓国人200人余りと懇談会を行う。4日間のインド訪問を終え27日にスイス・チューリッヒへ向かい、国際サッカー連盟(FIFA)副会長を務める鄭夢準(チョン・モンジュン)ハンナラ党代表らとともに、ブラッターFIFA会長と会う計画だ。
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