【ソウル24日聯合ニュース】与党ハンナラ党・親朴(槿恵)派議員の集い「汝矣フォーラム」が28日から4日間、日本を訪問する。
 日本の政権交代後の韓日関係を研究することが目的で、フォーラム会員23人のうち、金武星(キム・ムソン)、金泰煥(キム・テファン)、朴鍾根(パク・ジョングン)、兪奇濬(ユ・ギジュン)議員ら16人が参加する。

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 訪問初日の28日には、横路孝弘衆議院議長や日韓議員連盟副会長の中井洽国家公安委員長と面談し、民主党の政権奪取の背景と今後の政局に関して意見を交わす。

 続いて日本のメディア・学界関係者との「韓日経済関係懇談会」を開き、日本の長期不況の原因や、韓日経済協力案などをテーマに討論する予定だ。2日目の29日には、民主党と自民党所属の衆議院議員らとそれぞれ面談する。

 韓国政府は忠清南道に新設予定の世宗市について、中央省庁移転の計画を教育科学経済都市に変更する修正案を先ごろ発表しているが、ハンナラ党内でもこの問題をめぐり、親李(明博)派と親朴派の間で対立が深まっている。今回の訪日はこうした状況の中で行われるだけに注目される。

 日本は1992年に首都移転を検討したが、経済的負担、行政の非効率懸念などで協議が中断された経緯がある。ただ、フォーラム幹事の兪議員は「世宗市問題は議題にない」と一蹴(いっしゅう)している。


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