【ソウル25日聯合ニュース】鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相が25日、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が最初に発生した京畿道・抱川の市庁を訪れ、防疫推進状況の報告を受けた。
 鄭首相はその席で、今回の口蹄疫発生を畜産業先進化の契機にすべきだとしながら、今後は家畜の飼育環境や検疫・検査システムを全般的に点検し、先進国水準に引き上げる必要があると述べた。また、最近は気温が上がり、ソル(旧正月)の国民大移動も控えているため、口蹄疫が広まりやすいことを考えると緊張を緩められないと述べ、早期終息に向けた全国レベルでの対応を強調した。防疫には地方自治体の役割が何より重要となるため、自治体レベルで飼育農場への消毒・予察を徹底して欲しいと求めた。
 口蹄疫は今月上旬、抱川の酪農農家で8年ぶりに確認された後、近隣の漣川にも拡散した。


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