昨年末、原発事業契約署名を終え、ハリファ大統領(右)と握手を交わす李明博大統領=(聯合ニュース)
昨年末、原発事業契約署名を終え、ハリファ大統領(右)と握手を交わす李明博大統領=(聯合ニュース)
【ソウル24日聯合ニュース】教育科学技術部は24日、韓国とアラブ首長国連邦(UAE)間の「原子力の平和的利用に関する協力協定」が12日に公式発効したと明らかにした。
 今回の原子力協力協定は、原子力発電所建設および原子力技術協力に対する法的根拠となる。韓国・UAE原子力協力協定は、韓国原発のUAE進出と技術協力の促進を目的に昨年初めに締結交渉を開始し、同年6月に両国首相立ち会いの下で署名手続きを踏んだ。その後、協定の効力発生規定に従い、韓国側は昨年7月に国内手続きを完了したと通報。UAE側は国内外の原子力環境のために批准手続きを延期してきたが、今月12日に最終完了を通報してきたと、教育科学技術部は説明した。

 協定の主要内容は、原子力の平和的利用に関する基礎および応用研究・開発、原子力発電所と中小型原子炉または研究用原子炉の研究・開発・設計・建設・運転・維持などだ。特に昨年末韓国が受注に成功した商用原発建設・運営に関する事項が含まれている。
 あわせて、原子力の安全措置および物理的防護、人材開発に関する協力を可能にする関連規定も盛り込んでいる。
 UAEは現在、韓国をはじめ、米国、英国、フランス、日本と原子力協力協定を締結している。

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