【ソウル22日聯合ニュース】毎月延べ4万人以上の北朝鮮の子どもたちが、韓国から届けられた牛乳を飲むことになる。 国内の民間団体「ともに分かつ世の中」が22日に仁川港から、北朝鮮の子ども向けの200ミリリットル入り殺菌牛乳2万本と800ミリリットルの粉ミルク500缶を積んだ貨物船を北朝鮮の南浦港へと送り出した。 昨年9月に設立されたこの団体は、企業や団体、個人の後援による財源で牛乳と粉ミルクを購入した。今後も毎月2~3回、初回とほぼ同量を北朝鮮に送る計画だという。開城や平壌などの託児所に分配され、5歳未満の子どもたちに提供される。 団体側は、国内の民間団体が北朝鮮の子どもたちに周期的に牛乳を送るのはこれが初めての取り組みだと話している。 japanese@yna.co.kr
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