統一部の千海成(チョン・ヘソン)報道官は、22日の会見で「提案に対し、わたしたちは南北関係の状況や北朝鮮の意図、立場を慎重に分析しながら検討している」と述べた。先週に北朝鮮から提案を受けた後、先ごろ終了した海外工業団地合同視察に対する南北評価会議など複数の変化要因があったことを踏まえ、総合的に検討を進めていると述べた。
政府は当初、ひとまず接触に応じるが、北朝鮮が提案した日程(26、27日)ではなく、2月1日以降に行う方向で修正提案する方針を固め、22日中に北朝鮮に伝える考えだったとされる。
しかし、北朝鮮は21日に評価会議に関する朝鮮中央通信の報道で、韓国が次回実務会談で労働者賃金問題を議題とすることに同意したという趣旨の事実でない報道をし、対韓国非難を行った。このため政府は、北朝鮮の態度をもう少し見守った上で、25日に接触受け入れの是非を最終決定する方向で立場をまとめたようだ。
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