中央統合防衛会議であいさつする鄭雲燦首相(手前中央)=22日、ソウル(聯合ニュース)
中央統合防衛会議であいさつする鄭雲燦首相(手前中央)=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル22日聯合ニュース】政府は22日、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相の主宰で中央統合防衛会議を開き、11月にソウルで開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の成功に向け、総力安保体制を構築することを決めた。
 鄭首相は、朝鮮半島安保環境は、北朝鮮の軍事的脅威だけでなくさまざまな安保脅威への対応を求めていると強調。包括安保時代に国家安全を保障するには、全国民が力を合わせる必要があると述べた。G20サミットの開催は、韓国が世界の中心に立つようになったことを示すものだけに、先進一流国家に跳躍できる絶好の機会を逃すことがないよう、国のあらゆる防衛要素を総動員した統合防衛体制を確立するよう呼びかけた。
 会議には、国家情報院の元世勲(ウォン・セフン)院長、法務部の李貴男(イ・グィナム)長官、国防部の金泰栄(キム・テヨン)長官、国会国防委員会の金鶴松(キム・ハクソン)委員長、呉世勲(オ・セフン)ソウル市長、金文洙(キム・ムンス)京畿道知事ら、200人余りが出席した。

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