【済州21日聯合ニュース】済州特別自治道が観光オフシーズンの冬季に日本人観光客を誘致するため、済州観光公社とともに日本で多角的な広報活動を展開する。
 済州道は21日、道内旅行会社関係者を含む15人の広報団を24~28日に日本へ派遣すると明らかにした。東京・大阪の旅行会社を対象に、世界自然遺産やテレビドラマを素材にした済州旅行商品の広報を行うほか、日本人観光客誘致に効果的な新商品開発について話し合う。

 また、今月末から来月末まで、韓国観光公社、国内航空会社、日本の大手旅行会社と共同で、読売、毎日、中日新聞など日本の有力紙に広告を掲載する予定だ。

 来月初めには、東京、福岡、大阪の済州観光広報事務所を中心に、日本企業のMICE(マイス:企業ミーティング、報奨旅行、国際会議、展示会)誘致活動を、専門旅行会社に対し行う。さらに同16~20日には、済州観光公社と共同で、済州直航便のある福岡、名古屋、大阪などの旅行業界・メディア向けに観光説明会を開催する。

 道は、チャーター便と直航便を利用した滞在型観光商品を開発した旅行会社には、旅行経費の一部を支援するなどし、ことし20万人の日本人観光客を呼び込む計画だ。


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