業界と大韓貿易投資振興公社(KOTRA)などが21日に明らかにしたところによると、受注したのは、パキスタン首相直属の代替エネルギー開発審議会(AEDB)が2006年から進めている大規模風力発電事業(全規模81万8000キロワット)の一環として、南西部シンドに造成される風力発電団地。同国では最大規模のもので、受注額は約800億ウォン(約64億2180億円)に達すると推算される。
了解覚書(MOU)は25日にソウルで、事業発注者のYUNUS BROTHERS(YB)と締結する。出資比率はYBが51%、現代重工業コンソーシアムが49%で、発電団地完工後の電力販売就役は投資比率に基づき配分する。
風力発電機(1650キロワット)は全羅北道・群山の現代重工業風力発電工場で生産し、30基を年末から本格的にパキスタンに供給する予定だ。発電団地は試験稼動を経て2011年から稼動を開始する。6万世帯が使用できる年間1億5000万キロワットアワーの電気を生産することで、パキスタンの慢性的な電力不足の解消に役立つと期待される。
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