【東京17日聯合ニュース】アジア中南米協力フォーラム(FEALAC)第4回外相会合が17日、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の早期再開と同協議共同声明(2005年)の完全な履行を促す「東京宣言」を採択し、閉幕した。
 宣言は、核軍縮・不拡散、原子力の平和的利用の必要性を認識し、共同の努力を強化するとともに、6カ国協議の早期再開を通じた同協議共同声明の完全履行の重要性に対する共通の認識を確認した。北朝鮮核問題がFEALACの宣言文に含まれたのは今回が初めて。韓国政府の積極的な要請によるものと伝えられた。
 また、5月に開催予定の核拡散防止条約(NPT)評価会議の成功や、世界金融危機の克服、社会的統合、環境と持続可能な発展など国際的な懸案に対処する過程で加盟国が積極的に協力するとの内容も盛り込まれた。
 このほか、韓国政府の提案によりFEALAC活性化のためのサイバー事務局の韓国誘致に関する内容が公式項目に含まれた。これに基づき、韓国政府は2007年から運営中のFEALAC公式ウェブサイトを土台にサイバー事務局を設置する計画だ。
Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0